2018年2月15日 (木)

船の共通言語・国際旗旒信号

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海の世界では、国籍の違う船と船の間でも、信号旗によってコミュニケーションがとれます。たとえば、この3連の旗は、上から「R・U・1」を順に並べています。
これの意味は「本船、操縦性能試験中」となります。
すなわち針路・速力を変えずに走り続けたり、あるいは右に左に、大角度で転舵を繰り返したり、通常とは異なる運動をします。
したがって、付近の船舶は注意が必要です。
 
ちなみに、試験中の船に何らかのトラブルが発生した場合、信号旗の「1」を外し「R・U」とすれば「本船、操縦困難」という意味に変換します。
さて、話を「RU1」に戻します。
正式には、これを「ロメオ・ユニホーム・ペナントワン」と発音します。とてもシーマンらしく、小粋な感じがしませんか。
by―O

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一輪の花

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今から数年前、目黒川お花見クルーズ解説員デビューの準備として、川沿いの木々を調べて回りました。
私は(桜の季節限定ですが)新宿御苑でバイトしていた経験もあり、区別には、さほど苦労しませんでした。(コース上の桜の種類は、約20でした)
しかし、ひとつだけ、図鑑でも解らないものがありました。それが(私の推測により)候補にあげたものか否かの確認のため、新幹線に乗り、静岡県三島の国立遺伝学研究所に行ってみました。(結果的には、目黒川の謎の桜とは違う種類と断定できましたが)目当てとした樹と出会ったときの衝撃は忘れられません。
世間一般の人にとっても、私にとっても、桜の花を集合体という全体像で観賞していた、と思います。
ところが、そこで出会った桜は、一つの花弁が一個の人格を持つように存在感を放ち、他に目を移すことができませんでした。
花の名前は「ムラサキザクラ」
by―O

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2018年2月 9日 (金)

工場夜景+α=探険クルーズ

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数年前より羽田空港近くの天空橋が桟橋がオープンしてからは川崎工場コースの乗船場所となりましたが、天王洲ヤマツピア~川崎石油コンビナート往復というダイナミックなコースが3月に久々のリバイバル販売中です。
もちろん主役は工場夜景。そして、その前後に目にする羽田への旅客機の離着陸シーンも迫力満点です。
加えて、ヤマツピア発着ならではのコースの特長は、京浜運河において「東京モノレール」と並走することです。
全国に公共交通機関としてのモノレール路線は7つあります。私は乗り心地を比較検証するため(沖縄ゆいモノレールはまだですが)6路線を乗車体験して見ました。
写メは大阪モノレールです。やはり東京モノレールがアップダウンとスピードの点ではダントツです。
運河クルーズ船から見てもその躍動感は伝わってきます。しかも今なら(東京オリンピック頃には姿を消してしまう)1000系・2000系も健在です。ぜひ探険クルーズのプラスαも堪能してください。
ちなみに大阪モノレールでは、運転席の後ろにモノレールファンらしき子供がへばりついて、大阪弁を連発していました。
byーO

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2018年2月 5日 (月)

桜の見せ方

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JR中央線の先祖・甲武鉄道開業当時の駅は、新宿・中野・境(現在の武蔵境)・国分寺・立川の五つでした。
境のみが地元が誘致した「誓願駅」です。境は、名勝小金井桜見物の出発点となり、おびただしい数の人が訪れ、地元の茶店は、お花見シーズンだけで一年分稼げた、と伝えられています。武蔵境は、桜に対する意識の強い町です。駅前再開発のときに、その伝統を象徴するような、センスの良い広場が作られています。(写メ右側もウコンという黄色い花の咲くサクラです)
さて、桜のレイアウトに関して、目黒川「五反田エリア」の感性も素晴らしいです。
川沿いに数種類の八重系の桜が美しいグラデーションを見せています。
新しく建設されたマンションの植栽も桜に比重を置いています。
五反田も武蔵境も、桜たちの個性を上手に使いこなしているところが魅力です。ソメイヨシノ以外にも見るべきものがたくさんあります。
byーO

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2018年1月26日 (金)

ジャンボといえどもコクピットとは

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ジールクルーズの中でもリピーター乗船の多いのは、航空機撮影を目的とした羽田空港コースです。
特に今では希少となったジャンボ機狙いのクルーズです。
写真は、セブ空港でのジャンボです。
コクピットの様子がよくわかりますが、そのネーミングが笑えます。
コクピット、すなわち「鶏を閉じ込める籠」なるほど、狭そうな感じです。
皆様もジャンボ機狙いクルーズでご覧になってください。
byーO

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2018年1月24日 (水)

本物の船舶時計

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今では見る機会も少なくなりましたが、これが船用の時計です。
赤・緑で示されている3分間が「国際沈黙時間」です。
救助を必要としている船舶などが発する無線とそれに応答する局との交信を優先するため、他の全ての者は送信を控え、傍受に専念する時間帯です。
何げないようですがシーマンシップを感じるデザインです。
byーO

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2018年1月23日 (火)

神田川水源の今

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梅の花もほころび始めたお茶の水渓谷、その水源である武蔵野の「井の頭池」では現在、池の水を全部抜き、池底を干す「かいぼり」がおこなわれています。
目的は、水質の改善と外来種の駆除です。
過去の「かいぼり」では、投げ捨てられた自転車200台以上が回収されています(笑)。
数年ごとに「かいぼり」を繰り返すことで井の頭池は見違えるほどきれいになっていきます。水源の透明度が高まることにより、お茶の水渓谷も本当に「渓谷」と呼ぶにふさわしい風情に変わっていきます。
ぜひ梅の花を楽しみにクルーズにお越しください。
by(最近スタッフブログを私物化している)O

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2018年1月20日 (土)

ふたつのイスムと神田川の梅

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世界遺産に一括登録されたル・コルビュジエのモダニズム建築作品のひとつ国立西洋美術館において「北斎とジャポニスム」企画展が開催されています。
館内には、北斎画とともにマネ・ドガ・モネ・ゴッホ・セザンヌなどの傑出した作品も並び圧倒されます。
今月28日には終了しますので、ぜひお出かけください。
さて、ジールの運河クルーズ神田川コースには、コルビュジエの影響を受けた丹下健三ら世界的巨匠の建築が連続しています。
また北斎が題材とした(もちろん架け替えられていますが)万年橋も通ります。
クルーズでも「モダニズム」と「ジャポニスム」を体感してください。そういえば、御茶ノ水渓谷では梅の花が咲き始めました。
とても日本的な情景です。
byーO

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2018年1月17日 (水)

今年も、とことんやります。解説ネタ拾い

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ネット検索や図書館で済ませれば安上がりですが、私の場合、現物を見ないといられない性格なので、取材は高くつきます。
例えば、一般個人では絶対に中に入れない(今、領土問題で話題の)中央防波堤外埋め立て処分場、どうしても内側が見たい…ということで昨年、私は潜入しました。
なんと、地域団体の会長という立場で処分場見学を企画して、はとバスをチャターしたのです。運転手さんもバスガイドさんも、ここを訪れるのは初めての経験だったそうです。
そして2018年。
私は、工場夜景や神田川クルーズで「ロシア」というキーワードを使います(シベリア天然ガス・文豪ツルゲーネフ・音楽家スクリャービン・日本人漂流民など)
そんな訳で、ついに5月、ロシアに行って参ります。
ほとんど解説病のbyーO

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2018年1月15日 (月)

サクラは、どのようにして増やすのか

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ツバキやサツキのように、挿し木で簡単に増やせる花木と異なり、サクラの場合、一般的な増やしかたは接ぎ木です。
その現場を(私の「サクラ」の先生でもある)小金井堤桜守りの会の苗場で見せてもらいました。
それにしても、なぜ実生で増やさないのでしょうか。それには明確な理由があります。
 
詳しくは「目黒川お花見クルーズ」にて。
来月から予約が始まります。
byーO

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2018年1月 7日 (日)

平成30年スタート!

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ジールの年末年始は恒例のカウントダウンと初日の出クルーズでしたが12/30が土曜日の為、レインボー花火も楽しめました。天王洲ヤマツピア桟橋より運河船かのん、ルーク、ゼンフリート3隻が出航!新年早々はマリーナで春の目黒川繁忙期に向けて整備に入りました。
本年も皆様のご乗船お待ち申し上げます。
by ジール スタッフ一同
 

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2018年1月 5日 (金)

2018年の幕が上がる

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皆様、明けましておめでとうございます。
写真は、元旦の羽田沖。しばらくざわめきの消えていたジーフリートのデッキ上、ついにその瞬間、大きな歓声に包まれました。本当に素晴らしい一年となりそうな予感のする、見事な初日の出でした。
今年、ジールの乗り合いクルーズに幾つか新しいメニューが加わります。
例えば、誰も知らないイグアナクレーンを探し出すミステリアスなクルーズ。
また、ヤマツピア~川崎コンビナート往復というダイナミックなコースが久々にリバイバルします。
どうぞご期待ください。
byーO

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2017年12月29日 (金)

船上から以外には存在しない視点

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航空機マニアにとって、なんとしても捕獲したい1枚は、旅客機と富士山のコラボレーションでしょう。
私のように撮影場所を誤ってしまうと機体が写りません。
新年、ジールでは複数の乗り合いクルーズが企画されています。(ジャンボ機あるいは赤富士やダイヤモンド富士を狙ったコースもあります)
離陸シーン撮影の絶景ポイントを知りつくしたベテラン船長がご案内します。
byーO
(お詫び「初日の出=十四夜」ブログが重複していました)
皆様 良いお年を!

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2017年12月28日 (木)

予告2018初日の出クルーズの月齢は十四夜

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数年前ですが、万葉集「ひむがしのにかぎろいのたつみえてかへりみすればつきかたぶきぬ」=東の野に太陽が上ってくる。振り返れば月は沈んでいく、という柿本人麿の短歌を彷彿とさせる情景を元旦の羽田沖ジーフリート船上から眺めた感動は、いまでも忘れられません。
さて、2018新年の日出は、月没の1時間以上あとになり、月と太陽を同時に見ることはできません。ところで我々は、満月が一番すばらしい、と思っているのですが、哲学的にいうと、日本人の精神に深くかかわるのは、菩薩信仰と結びつく二十三夜と阿弥陀三尊の現れるとされる二十六夜です。
さて、2018初日の出クルーズ当日の月は満月の1日前となります。これを、いにしえの人は幾望きぼう」と表現していました。翌日の満月に期待する、という意味が込められているのです。皆様、良いお年をお迎えください。
by O

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ジーフリートではなく

けっきょく船も好きですが、馬もなかなか魅力があり、久しぶりに乗ってしまいました。
なんと名前が「ジークリート」君でした。
 
byーO

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