2013年2月 4日 (月)

月の船

運河クルーズで通る小名木川は、松尾芭蕉ゆかりの場所です。クルーズガイドでも俳句をネタにしています。
俳句の基本とは、五・七・五のリズムと季語の制約だけではなく、「切れ」という要素が加わると俳人の黛まどかさんは述べています。たとえば「古池や」で始まる芭蕉の句は、「や」という一字で切ることにより、まず私たちに「古池」という普遍的情景を提示している、といいます。次を比較してください。「古池に蛙飛びこむ水の音」・「古池や蛙飛びこむ水の音」なんとなく、一字の違いによる「切れ」の差が理解できると思います。
さてタイトルの「月の船」は、角川春樹氏の「遥かなる旅 銀林に月の船」から取りました。
七・七・五という変則リズムながら「遥かなる旅」と、すぱんと言い切った、まぎれもない俳句の宇宙観が感じられる一句と思います。ここに提示された壮大な旅に私もかかわりました。それはコロンブスの乗ったサンタマリア号をバルセロナで二年がかりで復元し、神戸まで九ヶ月という大西洋・太平洋連続横断の大航海でした。
角川氏が隊長・私は甲板長として、この帆船に乗り組んだのです。写真は、スペイン政府から記念にいただいたサ号の銀製模型です。
皆様も、ぜひジールの船で航海気分を味わい、一句したためてください。ちなみに「銀林」とは天の川のこと。クルーズでも、ごらんになれます。byO船長

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2013年1月25日 (金)

かわいい便乗サギちゃん

ジール運河クルーズでもお馴染みのサギの仲間。こちらは、(私が年に数回、出張航海する)南シナ海での同類たちです。渡り鳥も、労力節約したいのでしょうか、私たちの船と自分たちの行き先が近いと知っていて、便乗したらぜんぜん飛ばずに数日、甲板に居座っています。彼らは、目的地の島が見えると、謝礼は払わずに、飛び去っていきます。甲板に残されたのは、彼らの糞のみ。しかし皆様、運河クルーズで遭遇するサギちゃんたちは、そのような詐欺はしませんので、ご安心を。

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渡り鳥の観察も楽しめるジール冬季の運河クルーズは、お客様のご要望あればコタツ仕様も可能です。
                                                                             レポートbyO船長

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2013年1月11日 (金)

お台場の内側

クルーズでは、外側しか見られませんが、お台場の中はこんな感じです。

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受験勉強で「嫌でごさんすペリーさん」と暗記した1853年、来ては欲しくないアメリカ黒船艦隊が江戸湾に現れます。開国を迫られた幕府が「返事は来年いたします」と、一度は丁重にお帰りいただき、今度きたら、撃ち払ってやろう、と急造したのが、大砲を載せるための人工の島、それが砲台場(お台場)のルーツです。大砲の射程距離が短いため、11の台場が計画されました。

今年、大河ドラマ「八重の桜」で注目の会津藩が第二台場を担当しまたが、現存していません。今日、その名残を見られるのは、お台場海浜公園側のひとつのみです。(もうひとつ残されていますが、鳥類コロニー保護区として、立入禁止)

写真の左上、斜めに礎石が並んでいるのが兵舎の跡。左下が食事の釜戸跡です。
                                                                             byO船長

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2012年12月25日 (火)

多摩美OBアンドOGの皆様ご乗船!

先日多摩美術大学OBアンドOGの仲良しさんがご乗船になりました。寒い中にもかかわらず、デッキに長い間上がっていらっしゃって、船長は退屈せずに操船することが出来ました。ありがとうございました。
 次回は是非暖かい時期の昼の景色を楽しみにきてくださいね!

by ジャック

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2012年12月16日 (日)

白雪姫様ご一行ご乗船

先日我がNIFTYに白雪姫様ご一行がご乗船くださいました。

航路はショートコースであっと言う間でしたが、姫様他皆様も大変喜んでいただけた模様で、姫などは操船する私の後ろで撮影会を始めてくださるほど・・・・・
 寒い中皆さん盛り上がっていただきありがとうございました。
皆さんあのあともさらに盛り上がっていらした模様で、船長は皆さんが今日ちゃんと投票に行かれたかちょっと心配ですが
また是非皆で遊びに来てください!
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写真ちょっと暗くてすんません
                                by:船長 HIKO☆

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2012年12月12日 (水)

『航跡』

来年の干支は蛇年ですね。船尾を見たら、年賀状に使いたくなるような蛇行でした。(たまに大型船に乗らないと国際航海の腕が落ちるので、いま外洋を走っています) byO船長Dvc00306_2

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2012年12月 6日 (木)

小倉船長 船上からの便り

『船と星』 沖縄県八重山地方の代表的な民謡てぃんさぐの花に「夜走る船が北極星を目当てにするように、あなたの親があなたを導いてくれる」という意味の歌詞があります。

私も、南シナ海を航海するときには、さそり座を見ながら走ることもあります。

レーダーやGPSにナビゲーションの役を譲りましたが、いまも船乗りにとって星は大切な存在です。大都会にいると気がつきませんが、意外にも東京の冬の夜空には、たくさんの星座がきらめいています。

ジールの真冬のオリオン東京湾ナイトクルーズ(あるいは、初日の出クルーズの前半でも)言い方は変ですが、壮大な静寂を味わってください。

by船長O(八重山諸島から南シナ海に向かう船上より)

ついでに、お父さん・お母さんの言うことを良く聞いてくださいね。

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2012年4月26日 (木)

小倉船長の石垣研究・​静岡編

徳川家康が、さっさと将軍のポジションを息子の秀忠に譲り、移り住んだのが、駿府城です。史上最多重の天守閣を持った、総石垣造りの巨城であったと伝えられています。

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小倉船長の石垣研究・​京都編

京都における徳川幕府の拠点となったのが二条城です。
天守閣があったとされる天守台からの眺望です。
なお、十五代将軍慶喜が、大政奉還を表明したのも、この城です。 Photo_6

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小倉船長の石垣研究・​香川編

讃岐うどんが有名な香川県にある丸亀城にも行って来ました。
高低差を利用した平山城というタイプの高石垣が圧巻です。
石垣建築技術の見せ所なのが、算木積みと呼ばれる、角の部分です。Photo_5

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