『ゼンフリートが行く~目黒川歴史研修クルーズ始まる』
ジールには、女性キャプテンが活躍する、ゼンフリートという船がある。
いつか、ミスターM船長がメイド服でゼンフリートを操船しているのを目撃した。
ジールでは、社長がスーツ姿だと、『今日は、どうしたんですか?』と聞かれる社風なので、逆に メイド服は正常らしい。ゼンフリートでは、エンジン付きの細長いボクシングのリングみたいなものだ。
はじめて、ゼンフリートに対面したとき、立体的な船の乗船経験しかない私は、その単なる平面にとまどった。
『船なら、船らしくしてくれ。マストとか、ブリッジとか、どうした君!』、そう叫びたかった。しかし、平面を馬鹿にしてはならなかった。
お台場合体プランといって、我がジーフリートとゼンフリートが連結するイベントがある。かの平面は、ウェディングの式場になったり、ダンスのステージになったり、BBQの屋台になったり、いろいろな仕事をこなすのであった。
数ヶ月前、ゼンフリートによる目黒川お花見クルーズに便乗するチャンスがあった。平面に、ベンチを並べただけで、遊覧船になってしまう。背が低いから、どんな橋でもくぐり抜け、なんと、JR五反田駅あたりまでいってしまう。その乗り心地、穏やかな目黒川ならではのことだろう、氷上を滑るような感覚だった。幸せになる。
目黒川には、十種類の桜があった。そればかりではなく、都内では、珍しい三重の塔や樹齢六百年のイチョウの巨木や散水アトラクションを見せる橋など、見所がいっぱいある。楽しい。
これは、桜の時期だけの運航ではもったいない、それでは、目黒川研修クルーズを企画しよう、と話が進んだ。
9/3、研修クルーズのための社員研修クルーズがおこなわれた。一応、ミスターザッキーだけは、研修っぽい服装だった。女子四人のうち、三人は、サークル活動風。それとn様は、どう見てもリゾート風。すなわち、わが社の感覚では、もっとも、正常なスタイルだった。余談だが、彼女たちの仕事に対するお客様の評価は高い。クルーズには、大満足という。
私は、その企業秘密を知っている。スタッフが楽しそうに仕事をしているのだから、お客様が楽しくない訳がないのだ。皆、仕事をしているのだか、遊んでいるのだか、お客様には悟られないように、喜々として働いている。(ようするに、本当は、趣味の延長で遊んでいるのだと思うが、社長も判断できずに給料を払っている)とは言うけれども、好きなことで稼いでいくには、それなりの修練は欠かせない。ゆえに、ゼンフリートによる社員旅研修も真面目に楽しまなければならなかった。
当日の操船は、コードネーム MG。
解説に合わせてのスピードコントロール、および、見所でビシッと船を停止させる実習だった。他の面々も、固まって、真剣にメモをとるが、傍目には、サークル活動っぽく見えてしまう。
目黒川沿いには、ごくあたりまえの日常生活があった。そこに非日常的なゼンフリートが割り込んだ。子供達は喜び、大人は呆然。『なんだ、あの低空飛行しかできない魔法のじゅうたんのような物体。。。そしてリゾート嬢?』ついに、橋の上のOLグループがたまらなくなって、『あなたたち何なの?』と叫んできた。何なの?、と問われれば、『ジールで検索してね』と答えるしかなかった。
構想5ヶ月『目黒川歴史研修クルーズ』プログラムもまもなく本番を迎える。
これを祝福するかのように、川面の鳥が クワーァっと鳴いた。
ZEALスタッフ by コードネームOGR
人気の東京&横浜船上パーティー&クルーズ
ジール公式サイト http://www.zeal.ne.jp/
| 固定リンク



コメント