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2010年6月25日 (金)

おぐら船長の赤道航海記・後日談

寂しい、と書いていながら唐突ですが、もう一隻、船を運ぶことになりました。今度は、尾道からシンガポールまで、七百㌧の船です。だから、この赤道航海記を今まとめないと、次の船のブログに追い越されてしまいますので、総括します。

今回わたくしが赤道に達した気持ちと、ジールのお客様がクルーズでレインボーブリッジを通過するときの感動は、等質なものだと悟りました。ジーフリートの船上ウェディングで私が 、この海に誓いますか、と問う海は、お台場でもあり、同時に南シナ海でもあり、人それぞれ思い描く海は違うのでしょう。

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南シナ海は、私個人にとって、船乗りであった祖父が船とともに眠っている、という点でかなり特別な海です。魂の存在を信じれば「たまには、趣味と実益をかねて、会いに来いよ」と祖父が南シナ海まで呼んでくれるものだと、善意に解釈するのが妥当でしょう。

しかし今回は、夏この忙しい時期「また行くのかよ」というN嬢のブーイングとワンランク上のお土産を要求する圧力。私だって、水曜夜10時のテレビ、motherの続きが見られなくて辛いところなのです。

それでは次回の航海記『再び南十字星を求めて』という格好良すぎるタイトルのブログでお会いしましょう。

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