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2018年3月14日 (水)

ヒマラヤザクラは咲いていたのに

春、公園で遊んでいる子どもたちを見ていると、赤や黄色のチューリップには歓声をあげるのですが、サクラの花には感動していないように思えるのです。
去年、都内の植物園で、サクラの満開の日というのに、セコイアの林のなかで、園児たちがとても楽しそうにお弁当を食べていました。(あっちで、サクラがきれいに咲いているんだけど、と私は狼狽したのです)
さて、私自身をふりかえると、19歳の時点では、サクラに興味はなかったと(最近になって)確認しました。
お花見クルーズの解説員となった今から考えると、とても勿体ない話です。
大学1年のときに、インド・ネパールを単独行しました。仏教寺院にお世話になりながらのバッグパッカーです。(日本を出た動機は、宗教的に崇高なものではなく)1970年大阪万博のインド館で出会ったコンパニオンの追っかけという不純なものでした。すみません。
しかし私は、インド半島(東から西への陸路)横断の途中から、再会したいという煩悩を捨ててルートを変更、エベレストを見るために北上を始めました。
目的地は、カトマンズ郊外(写メ)カカニの丘です。そこに、お花見クルーズで解説ネタとしているヒマラヤザクラが咲いていたはずです。せっかく、あそこまで行きながら、当時の私は、ヒマラヤザクラを認識してこなかったのです。
私がサクラの花を見るようになるのは、大学を中退し、海とかかわるようになってからでした。21歳のとき、広島県江田島の海自第一術科学校というところに居ました。そこで、10時消灯後の誰もいない校庭のソメイヨシノを独占するという贅沢を覚えました。
以後、花見とは、一人で静かに楽しむのが生涯のパターンになったのです。
(続く)
byーO

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